製本

解体するには再製本(どこまで元の状態に戻せるか)が最も重要になりますが、資料には糊等の接着剤を使用している部分はなく、綴り紐の抜き取りだけで解体は可能でした。紐は変わることになりますが、それ以外はほぼ元通りに製本できます。良かった!!

f:id:josei003-13:20130823161616j:plain

今まで装丁をじっくり観察したことがなかったのですが、本当にきれいに、無駄のない、理にかなった手法でしっかりと綴ってあります。そのおかげで、今容易に解体・電子化・再製本が可能なんですね。

昔の行政職員の丁寧な仕事に感謝するとともに、しっかりと後世に繋いでいきたいと思います。